「糖尿病だと汗の出方が変わるって本当??」

私の友人の父が異常な程の汗っかきです(^^;) しかし、昔は汗っかきではなかったとのこと。

「糖尿病になってから、異常に汗をかくようになったんだよなぁ…」と言っていました!

糖尿病にかかると困るのは、命に関わるような合併症だけではありません。日常生活を送る上で感じる細かな不調が現れる場合もあります。そんな症状の一つが・・・

糖尿病による発汗異常

汗を異常にかくようになったという場合、実は糖尿病のせいだったということがあるのです。一見、糖尿病とは関係のなさそうな発汗。

今回は糖尿病によって発汗異常が起こる原因について見ていきましょう!

 

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■糖尿病で発汗異常になる原因とは?


発汗は自律神経の体温調整作用によって起こります。自律神経は内臓の活動をはじめ、発汗による体温の調節、血圧の維持など、様々な機能を調節している神経のことです。

暑い環境では汗をかくことで体内の熱を外に逃がし、体温を下げようとします。

ところが、糖尿病になるとこの機能が乱れ、暑くなくても汗を大量にかくという症状が起こる可能性があります。

このように発汗に異常が出る理由。それは・・・

自律神経が障害されるから

自律神経は意志と関係なく無意識に調整を行っています。そのため、自律神経が障害されると発汗機能がコントロールできなくなる可能性があるのです。

糖尿病で自律神経が障害されるのは、血糖が大きく関係しています。

高血糖の状態が続くと、体内の余計なブドウ糖のせいで細胞の活動メカニズムが乱され、神経が障害されていくのです。

また、血糖値が高い血液はドロドロしており、血流が悪くなります。

そうすると、細かい血管の先まで血液が行き届かなくなり、神経細胞が必要とする酸素や栄養が行き届かなくなるのです。

こうした理由の結果として、自律神経が障害され、汗のコントロールが上手く行えなくなってしまいます。

 
実は、神経障害は糖尿病の三大合併症の一つと言われています。手足のしびれや痛みなどの症状が出る可能性もあります。

手足のしびれ・痛みなども一緒に起こっていれば、糖尿病による合併症だと推測しやすいですが、汗をかくという症状だけだとなかなか分かりにくいもの(^^;)

糖尿病によって自律神経が障害された際の特徴はないのでしょうか?

続いて、糖尿病によって発汗異常が起きる際の特徴をお伝えしていきますね!

 

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■部分的な発汗過多が特徴的!?


糖尿病によって起こりやすい発汗異常の特徴があります。その特徴は・・・

特定の場所だけに多く汗をかくこと

体の一部だけが異常に汗をかく症状が起こりやすいのです。特に、上半身だけに異常な汗をかくのが特徴

具体的な症状が下記です。

<糖尿病によって起こりやすい発汗異常>
・頭にだけ異常な汗をかく
・顔にだけ異常な汗をかく
・首にだけ異常な汗をかく
・脇にだけ異常な汗をかく

 

頭など元々汗をかきにくいような場所から大量に発汗するようになった場合、糖尿病が原因かもしれません。

糖尿病を患っていて、汗をかく部位が極端に偏っていたり、暑くもないのに異常に汗をかくという場合は要注意!

高血糖によって神経が障害されている可能性があります。

発汗の様子が今までと違うように感じた場合には、早めに主治医に相談するようにしましょうね!

 

■まとめ

糖尿病で発汗異常になる原因について振り返っておきましょう。

<糖尿病で発汗異常になる原因はコレ!>
自律神経が障害されるから

糖尿病により高血糖の状態が続く

自律神経が障害される

発汗のコントロールを上手く行えなくなる

 
糖尿病による発汗異常は、体の一部だけに大量の汗をかく場合が多いです。特に、頭・顔・首・脇など上半身に集中するのが特徴的

糖尿病を患っていて、暑さを感じていなくても汗を異常にかく、部分的に大量の汗をかくといった症状が出る場合には、早めに主治医に相談するようにしましょう!

検査を受けることによって、原因を調べることにつながります。

上半身は人の目に入りやすい部位なので、周囲の目が気になるのが非常に怖いところ。

冒頭で紹介した友人の父は、顔だけに汗をかきやすいので、「恥ずかしいと感じることが多くてね…」と言っていました(^_^;)

血糖コントロールできていないと、症状がどんどん悪化していく危険性があります。そのため、食事や運動習慣など日頃の生活習慣には十分気を付けていきましょうね!

糖尿病だと体臭にも変化が起きる可能性があります。下記の記事もご参照くださいませ。
⇒ 糖尿病によるケトン臭の原因とは?そのメカニズムがコレ!

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