「低血糖発作になると、どんな症状が出るの??」

私の同期の看護師さんが、低血糖発作を起こした患者さんを見たことがあります。意識が朦朧としていて、命の危険を感じたとのこと(*_*)

何とか一命は取りとめましたが、非常に危険な症状だったと言っていました!

低血糖であれば、耳にしたことも多いと思います。ただし、血糖値が大幅に低下して発作に至った場合には要注意!

非常に危険な状態です(;_;) 低血糖発作になると、どんな状態になるのでしょうか?

そこで気になるのが・・・
低血糖発作の症状

低血糖発作が重症化すると、命に関わる恐れもあるのです!

万が一、低血糖発作を起こした場合にパニックを起こさないよう、あらかじめ具体的な症状を知っておきましょう(^^)

今回は低血糖発作症状についてお伝えしていきますね。

 

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■低血糖発作によって起こる症状とは?


低血糖は血液中のブドウ糖が少なくなり、血糖値が70mg/dl以下に下がった状態を言います。

さらに血糖値が下がり、30mg/dl以下と極端に低くなると、低血糖発作が起こります。低血糖発作は、意識や呼吸の調節をしている中枢神経に異常が起こるのです。

低血糖発作によって起こる主な症状は以下の3つ。

  • 意識障害
  • 痙攣
  • 昏睡

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

【意識障害】

意識障害が起こると、次のような症状が起こります。

  • 自分が何をしているのか分からなくなる
  • 声をかけられても反応が悪くなる(できなくなる)
  • ろれつが回らなくなる
  • 意味不明な言葉を発する

このような状態になると、自分自身での対処は難しいもの。そのため、周りの人の協力が必要となります。

【痙攣】

痙攣とは、筋肉の収縮が続く状態を言います。自分の意志とは関係なく現れる症状です。

低血糖状態は、体内のブドウ糖が枯渇している状態。

エネルギー源が不足しているため、脳に多くの酸素を送りこむことができなくなります。そうすると、脳の血流が低下し、痙攣を引き起こす要因となるのです。

【昏睡】

昏睡は意識障害が重症化した症状。

外部からの刺激に対して、全く反応がなくなる状態です。尿や便の失禁が起こることもあります。

周囲の人に救急車を呼んでもらい、早急に医療機関で治療を受けなければ命に関わります。

 
ちなみに、意識障害・痙攣・昏睡といった低血糖発作の症状は、どんなことがきっかけとなって起こるのでしょうか?

低血糖は、飲み薬やインスリン注射で薬物療法を行っていて、以下のような場合に起こりやすいです。

<低血糖発作のきっかけ>
・薬の飲み間違い、注射の打ち間違い(用法・用量の間違い、薬を飲む・注射を打つ時間がずれるなど)
・食事の時間がいつもより遅い
・食事の量が少ない
・激しい運動や長時間の運動
・飲酒(アルコールには、一時的に血糖値を下げる作用があるため)

 
低血糖発作が起こると、後遺症や生命に関わる危険性があります。

 
ただし、低血糖になっても、いきなり意識障害のような重い症状が現れるわけではありません。

低血糖発作が起こる前には、血糖値が下がっていることを警告する様々な症状が現れます。

具体的にどのようなサインが出るのかを次の章で見ていきましょう!

 

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■低血糖発作を起こす前のサインとは?


血糖値が異常に低下し始めると、体に危険な状態が生じていることを知らせるサインが現れます。

具体的に以下のような症状です。

<低血糖発作前のサイン>
・手指の震え
・動悸
・強い空腹感
・冷や汗
・頭痛
・めまい
・眠気

など

 
これらは、低血糖によって「血糖値を上げなくては!」と感知して、交感神経が活発になっている状態なのです。

この段階で低血糖を改善する対処をしないと、脳の機能が正常に働かなくなっていきます!

さらに血糖値が下がると、意識障害・痙攣・昏睡といった低血糖発作が起きるのです。

 
低血糖発作を起こさないためには、早い段階で低血糖発作前のサインに気付くことが重要。低血糖になっているのではないかと自分で感じた時には、だたちに対処をしましょう。

速やかに血糖値を上げるためには、ブドウ糖を摂取することです!

砂糖などではなく、どうしてブドウ糖なのかというと、他の糖に比べて、糖の吸収効率に優れているからです。

低血糖の際に、ブドウ糖をどのくらい摂ればよいのかについては、下記の記事をご参照くださいませ。
⇒ ブドウ糖が血糖値上昇に効果的なのはどうして?その理由がコレ!

 
また、自分の低血糖の症状の傾向を知っておくと、迅速に対応できるようになります。

そのためには、事前に対処法を決めておいたり、家族や周囲の人からの協力が得られるよう、急な低血糖に対応できる態勢を整えておくことが重要です!

 

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■まとめ

低血糖発作の症状にはどういったものがあるのかを振り返っておきましょう・

<低血糖発作の主な症状はコレ!>
① 意識障害
② 痙攣
③ 昏睡

 
低血糖発作は、意識や呼吸の調節をしている中枢神経に異常が起きることで起こります。対処が遅れると、後遺症が残ったり、命の危険が出たりと非常に怖いもの。

ただし、低血糖発作は、すぐに起きるというわけではありません。

低血糖による冷や汗・手足の震え・動悸・めまい・脱力感・集中力の低下といった発作前のサインが現れるのです。

この時点で迅速に対処をすれば、低血糖発作の前に回復が見込めます。そのためには、いち早くブドウ糖を摂取することが大事!

冒頭でご紹介をした患者さんも、なんとかブドウ糖を摂取できたから助かりました(^^)

糖尿病の治療で薬を使っている方や低血糖を起こしやすい方は、すぐに対処できる体制を取っておくことが必要です。

低血糖発作を防ぐためにも、サインを見逃さずに早い段階で対処をしていきましょうね!

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