「糖尿病だと皮膚のかゆみが出やすくなるの??」

糖尿病である私の母が皮膚科を受診しています。皮膚がカサカサして、かゆみが起こりやすいのです!

私が新たな発見をしたのが、糖尿病だと皮膚にかゆみが出やすいということ。当初は、糖尿病と皮膚症状の関係性はないと思っていました(^^;)

糖尿病になると食事制限をしなければならないことや、合併症を引き起こしやすいなど色々な弊害があります。どれも日常生活に影響を与えることですが、あまり知られていない症状があります。

それが皮膚のかゆみ

どうして糖尿病だと皮膚のかゆみを引き起こしやすいのでしょうか?その原因は主に2つ。

  • 免疫力が低下するから
  • 皮膚のバリア機能が低下するから

この2つの原因について、体のメカニズムを交えてお伝えしていきますね!皮膚症状につながる原因を知っておけば、その後の対策につなげやすくなりますよ(^^)

今回は糖尿病によって皮膚のかゆみが起こりやすい原因について見ていきましょう!

 

スポンサードリンク


■原因①:免疫力が低下するから


人間の体には、病原菌や身体の毒となるものを排除しようとする力があります。この仕組みの中心となっているのは、血液中の白血球が中心的な役割を担う免疫システム。

たとえ体に病原菌が入ってきても、白血球がこれらを追い出してくれるので、多くの場合病気にかからずにすみます。ところが、血糖値が高い状態が続くことで、血液中の白血球の働きが悪くなります。

白血球の働きが悪くなるということは、免疫力が低下するということ。つまり、病原菌に感染して皮膚症状を引き起こしやすくなるのです。

菌にとってみれば、白血球に邪魔されにくくなるため、活発に活動できる状況というわけ(^^;)

体の免疫力が低下することにより、水虫・ガンジダ・細菌感染症などに感染しやすくなります。皮膚がこれらの病原菌に感染すると、かゆみを引き起こすのです。

 
白血球の働きが悪くなって体の免疫力が低下することの他に、皮膚自体の抵抗力も弱まります。もう一つの原因である皮膚のバリア機能の低下についても見ていきましょう!

次の章で詳しくお伝えしていきますね。

 

スポンサードリンク


■原因②:皮膚のバリア機能が低下するから


糖尿病になると、体から水分が出やすくなるため、皮膚が乾燥しがちになります。そうすると、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。

糖尿病だと皮膚が乾燥しやすくなるメカニズムについてお伝えしていきますね!

 
皮膚の乾燥は、皮膚中の水分が不足することによって起こります。

糖尿病の場合、血管内の高血糖状態を薄めようとして、血管内に多く水分が取り込まれます。

すると、血管内に増え過ぎた水分を外に排出しなければなりませんが、その役割の中心を担うのが尿。体は余分な血糖を尿と一緒にどんどん出したいため、体に必要な水分まで尿として排出されてしまいます。

体の中の水分が不足しますので、当然皮膚の水分も不足するということ。

 
乾燥肌になると、よく手が荒れたり、チクチクとした痛みが出てきたりしますよね(^^; 糖尿病によって、それと同じような状態となるのです。

皮膚が乾燥してバリア機能が低下すると、ちょっとの刺激でも反応してしまう敏感肌に・・。

この状態だと、体が常に脱水気味になっている可能性が高いのです!

脱水になる詳しいメカニズムとその特徴については、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ 高血糖だと脱水になるメカニズムとは?血糖が大きく関係!

 
皮膚の乾燥状態と脱水状態を改善していくには、根本原因となっている高血糖の状態を改善しなければいけません。

そのため、糖尿病で皮膚のかゆみがある場合は、体の警告サインと捉え、適切な糖尿病の治療を行っていきましょうね!
 

■まとめ

糖尿病だと皮膚のかゆみが起こりやすい原因について振り返っておきましょう。

<糖尿病による皮膚のかゆみの原因はコレ!>
① 免疫力が低下するから
② 皮膚のバリア機能が低下するから

 
糖尿病だと皮膚のかゆみが起こりやすくなります。それは、白血球の働きが悪くなることによる免疫力の低下、皮膚の乾燥による皮膚のバリア機能の低下が原因。

血糖値が高い状態が続くと、これら2つの原因が起こる可能性があります。そうすると、皮膚疾患を起こしやすい体質になってしまうのです。

私の母は、血糖コントロールと保湿に気を使うようにしています!両方のことに気を付けているおかげで、以前よりも皮膚のかゆみが出にくくなりました(^^)

糖尿病があって、皮膚のかゆみが治まらないという方は、糖尿病との関連性についても頭に入れておきましょうね!

(Visited 738 times, 1 visits today)