「糖尿病は腹痛の原因にもなるの??」

私がよく話す医師から糖尿病と腹痛との関係について教えてもらいました!

今まで両者の関係について、全く意識をしたことがありませんでした。メカニズムを知って「なるほど!」と新たな発見をすることができました(^o^)

糖尿病と腹痛は一見関連がないように思いますよね。しかし、ある場合になると両者に関連性が出るのです!

糖尿病による影響で腹痛が起った場合、我慢をすれば解消されるだろうと軽視するのは危険。

対応が遅れると生命に関わることもあります。そこで気になるのが・・・

糖尿病による腹痛の原因

恐ろしい事態になる前に、早く気づいておきたいもの。そのためには、原因を把握しておくことが大切!

そこで今回は糖尿病による腹痛原因についてお伝えしていきますね!

 

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■糖尿病で腹痛になるメカニズムとは?


糖尿病で腹痛が起こるのはどうしてなのでしょうか?それは・・・

極端にインスリンが不足するから

どのようなメカニズムで、腹痛が引き起こされるのか気になりますよね。

そのメカニズムは以下の通り。

<糖尿病による腹痛のメカニズム>

・糖尿病に加えて、インスリン注射の中断や感染症の発症(風邪やインフルエンザなど)などが起こる
 ↓
・血糖値を下げるホルモンであるインスリンが極端に不足する
 ↓
・ブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込めなくなるため、体がエネルギー不足になる
 ↓
・ブドウ糖の代わりに脂肪を分解してエネルギー源とするが、脂肪の分解の際に副産物としてケトン体という物質が生成される
 ↓
・血液中にケトン体が増えると、通常は弱アルカリ性である血液が酸性に傾く(糖尿病性ケトアシドーシス
 ↓
腹痛を引き起こす(その他、吐き気・嘔吐などの症状を伴うことも)

 

糖尿病性ケトアシドーシスによる症状が悪化した場合には、意識障害や昏睡を起こすこともあります。

糖尿病性ケトアシドーシスはインスリンの極度の欠乏が原因。

起こりやすいのが、清涼飲料水などで糖質を大量に摂取した場合。血糖値が急激に上がることでインスリンの分泌が追いつかず、インスリンの欠乏が起こる可能性があるからです。

 
腹痛をはじめとする糖尿病性ケトアシドーシスの症状は、激しい症状が出る可能性があるため、迅速な対処が必須!

具体的にどのような対処を行えばよいのでしょうか?

次の章で詳しくお伝えしていきますね。

 

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■糖尿病性ケトアシドーシスが疑われる場合


腹痛をはじめとする糖尿病性ケトアシドーシスと思われる症状が出た場合、一刻も早く治療を行う必要があります。すぐに医療機関を受診することが重要!

糖尿病性ケトアシドーシスの治療の基本は、十分な輸液・電解質の補給・インスリンの適切な投与。失われた水分や電解質を補うことによって、高血糖状態および血液が酸性に傾いている状態を改善します。

糖尿病性ケトアシドーシスが重症化すると、自分で医療機関に行くことが難しくなってしまいます。すぐに家族や周囲の人から医療期間に連絡を取ってもらうことが必須!

もしも、事前に糖尿病が悪化した場合に関する知識があれば、万一の時も迅速な対応が可能になりますよ(^^)

糖尿病性ケトアシドーシスのような重篤な合併症が出た際に、どのように対応をすればよいのかをあらかじめ主治医と相談しておくことが大切。

万が一の対処を確認しておくことによって、糖尿病性ケトアシドーシスの悪化を食い止めることができます!

 
ちなみに日常生活ではどのようなことに注意をすれば、糖尿病性ケトアシドーシスの発症を予防できるのでしょうか?

続いてその方法について見ていきましょう!

 

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■予防のために必要なことは?


糖尿病性ケトアシドーシスは、インスリンの極度な欠乏が原因です。そのため、急激に血糖値を上げないようにすることが重要!

具体的には、以下の2つに注意を払うようにしましょう。

  • 短時間での大量の糖分摂取を避ける
  • インスリン注射を勝手に止めない

それぞれについてお伝えしていきますね!

短時間での大量の糖分摂取を避ける

清涼飲料水のペットボトルを一気に飲み切ってしまうことは危険!

短時間で大量の糖分を摂取することによって、体内のインスリン不足を引き起こす可能性があります。

短時間で大量に糖分を摂るような生活習慣を改めることが糖尿病性ケトアシドーシスの予防につながります。

さらに、風邪やインフルエンザなどに感染している場合は、インスリンが不足する可能性が高まります。

そんな時に、大量の糖分を摂取するのは非常に危険です。体調が悪い時に糖分たっぷりの清涼飲料水を一気に飲むということは、絶対に避けるようにしましょうね!

インスリン注射を勝手に止めない

インスリン注射を行っている場合は、適切なインスリン注射の量・回数・タイミングについて、自分で把握しておくことが重要。

インスリン注射をしている方で特に気をつけたいのが、体調を崩して十分に食事が摂れなかった時です。

「食事を摂っていないから、血糖値は上がらないだろう(^^)」と思ったことがある方は要注意!インスリン注射を自己判断で勝手に止めてしまうことで、糖尿病性ケトアシドーシスが起こり得るのです。

それは、風邪やインフルエンザといった感染症を併発していると、血糖値を上げるホルモンが分泌される場合があるから。食事を摂っていなくても、インスリンが必要になるのです。

そのため、自己判断でインスリン注射を止めるのは絶対に避けましょう!

 
急激に血糖値を上げないようにすることを常に心掛けていくことが大切です。

糖尿病による腹痛を起こさないよう、上記のことをしっかりと守るようにしましょうね!

 

■まとめ

糖尿病による腹痛の原因について振り返っておきましょう。

<糖尿病による腹痛の原因がコレ!>
極端にインスリンが不足すること

 
極端にインスリンが不足することが腹痛につながるメカニズムが下記です。

<腹痛が起こるメカニズム>

・血糖値を下げるホルモンであるインスリンが不足する
 ↓
・血液中のブドウ糖をうまく代謝できず、エネルギー不足になる
 ↓
・不足したエネルギーを補うため、代わりに脂肪を分解してエネルギーを産生する
 ↓
・脂質を分解する際に、副産物としてケトン体が生成される
 ↓
・ケトン体が増えることで血液が酸性に傾く
 ↓
糖尿病ケトアシドーシスを発症

 
インスリンの極度な不足によって糖尿病性ケトアシドーシスが引き起こされ、腹痛以外にも吐き気・嘔吐などの症状が出ます。

症状が悪化すると、意識障害や昏睡を起こして生命に関わる恐れもあります。すぐに医療機関を受診し、迅速に対応することが不可欠!

糖尿病による腹痛は怖い怖い・・・(-_-;) 症状を予防するには、急激な血糖値の上昇を引き起こさないことが大事です!

糖尿病による腹痛には、十分注意を払うようにしていきましょう(^^)

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