「糖尿病によるしびれって、どんな特徴があるの??」

しびれというと、糖尿病と関連するイメージが薄いかもしれません。私自身しびれの症状は、筋肉や関節の病気・神経の圧迫といった整形領域のイメージがありました(^^;)

しかし、糖尿病によって手足のしびれが起こる可能性があるのです!


糖尿病としびれの関係について知ったのは、病院の中で「この手足のしびれの原因は恐らく糖尿病から来たものだね!」と医師が患者さんに話していたことがきっかけでした。

「糖尿病としびれって関係あるんだー」と驚きがあったとともに、どんな特徴があるんだろうという疑問も湧いてきました!そこで気になるのが…

糖尿病によるしびれの特徴

糖尿病によるしびれは、血糖値が高い状態が続くことによって起こります。他の疾患と区別をするためにも、その特徴を知っておきたいところ(^^)

今回は糖尿病によるしびれ特徴についてお伝えしていきますね、

 

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■糖尿病のしびれの特徴とは?

 
糖尿病によるしびれには、どんな特徴があるのでしょうか?

その特徴が主に下記の3つ。

  1. ピリピリ・ビリビリといったしびれ
  2. 指の先から症状が出始める
  3. ほぼ左右対称に現れる

糖尿病によるしびれは、血糖値が高い状態が続くことによる神経障害のサイン。徐々に神経が障害されていくことで、このような症状が起こるようになるのです!

症状が悪化してくると、しびれの影響で物が握りにくくなったり、次第に痛みがひどくなっていきます。

さらに症状が悪化すると神経障害によって感覚が麻痺し、熱い・冷たいといった感覚が鈍くなったり、ケガや火傷による痛みや異常を感じることができなくなってしまいます。

 
注意をしておきたいのが、しびれが出始めた初期の段階では、指先に少し違和感がある程度だということ。

常にしびれている状態でなければ、様子を見ていても治るのではないかと考えてしまいがちですよね(^^;

糖尿病によるしびれは、放置して治るものなのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

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■放置していれば治るの?


糖尿病による手足のしびれは、血糖値の高い状態が続いていることが根本的な原因です。そのため、糖尿病を治療しない限り、自然に治ることはありません

ただし、しびれの原因は糖尿病だけではありませんので、まずはその原因を特定することが大切!

手や足のしびれに加えて、下記のような自覚症状はありませんか?

<糖尿病の自覚症状>

  • 喉が異常に渇く
  • 尿の量や回数が多い
  • 尿から甘いにおいがする
  • 食べているのに痩せる
  • 目のかすみや視力の低下がある
  • 全身のだるさや疲労感がある

 
手や足のしびれと併せて上記のような症状がないかを考慮した上で、糖尿病の可能性があるかを判断する必要があります。

もちろん、糖尿病の可能性が考えられないとしても、しびれを放置しておくのは危険ですので、医療機関で適切な治療を行うことが不可欠です。

 
どうして血糖値の高い状態が続くと、しびれを引き起こしてしまうのでしょうか?

次の章では、この原因について見ていきましょう!

 

■糖尿病がしびれの原因?


糖尿病が原因でしびれが生じるのは、どうしてなのでしょうか?

糖尿病によるしびれには、大きく2つの原因があります。その原因がこちら。

  • 神経細胞にソルビトールが蓄積されるため
  • 手足の先端の血流が悪化するため

どちらも、血液中にブドウ糖が増えすぎていることが元凶です。それぞれについて詳しく見ていきましょう!

原因①:神経細胞にソルビトールが蓄積されるため

血糖値の高い状態が続くと、ソルビトールという物質によって神経障害が起こります。

ソルビトールはブドウ糖から合成されてできる物質であり、梨・リンゴ・桃といった果実にも多く含まれています。

血液中の高血糖状態が続くと、余分なブドウ糖がソルビトールに変換され、神経細胞の中に蓄積されていきます。その結果、神経細胞の働きに支障が生じて神経障害を引き起こすのです!

それじゃあ、梨・リンゴ・桃といった果実は危険なの?

ご安心ください!ソルビトールは腸からはほとんど吸収されないため、通常の範囲でこれらの食品からソルビトールを摂取しても、問題となることはありませんよ。

原因②:手足の先端の血流が悪化するため

血糖値が高い血液はドロドロしているため、血管の中を流れにくくなります。特に、手足の先端の細い血管は、血流が悪化しやすい部分。

血流が悪化すると、神経細胞が必要としている酸素や栄養が十分に行き渡らず、神経が障害されていきます。その結果、しびれを引き起こすのです!

つまり、血流の悪化によって神経障害が出るということ。

 
糖尿病による手足のしびれである場合、改善するためにはどうしていけばよいのでしょうか?

最後に、しびれを改善する方法について見ていきましょう!

 

■手足のしびれを改善するには?


糖尿病によるしびれの根本的な原因は、血糖値の上昇であるため、改善には血糖値のコントロールが重要。

まずは、食事療法・運動療法によって血糖値をコントロールして、神経障害の発症を予防していきましょう!

神経障害を発症してしまった場合、薬によって改善する方法もあります。

しかし、薬はあくまで補助的なもの。薬を止めてしまうと症状が再発するため、根本的な解決にはならないからです。

 
神経障害が進行すると、神経が破壊されて痛みや感覚を感じなくなる可能性もあります。そうなると、血糖コントロールを行っても回復しない場合が多く、取り返しのつかない事態を招くことになりかねません。

糖尿病による手足のしびれを改善するには、血糖値を下げることが根本的な治療法です。基本は食事療法と運動療法。主治医の指導に従い、根気強く糖尿病の治療を行いましょう!

 

■まとめ

糖尿病によるしびれの特徴について振り返っておきましょう。

<糖尿病によるしびれの特徴がコレ!>
① ピリピリ・ビリビリといったしびれ
② 指の先からしびれが出る
③ ほぼ左右対称に現れる

 
糖尿病による手足のしびれは、血糖値が高いことに起因します。

血糖値が高く、上記のような症状が現れれば、糖尿病によるしびれが強く疑われます!糖尿病と診断された段階では何の自覚症状がなくても、血糖値の高い状態が続くことでしびれが出る可能性があるのです。

糖尿病による手足のしびれが自然に治ることはないため、何も対処をしないと悪化します。症状が悪化すると、神経が麻痺して感覚がなくなる恐れもあるのです。

しびれは糖尿病に特有の症状ではありません。そのため、他に自覚症状がないかを併せて考えることが必要!

しびれの原因が糖尿病である場合は、食事療法・運動療法による血糖値のコントロールを行って、改善につなげていきましょうね!

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