「尿検査で糖尿病かどうかわかるものなの??」

40歳台の私の知り合いが尿検査で陽性との判定が・・。 糖尿病になってしまったのかと非常に不安を感じていました(;_;)

糖尿病という名称から尿に糖が出たら、糖尿病というイメージがあるかもしれません。ただ、本当にそれだけで糖尿病と確定してしまうのでしょうか?

そこで気になるのが・・・
尿検査で糖尿病と診断されるのか

糖尿病の疑いがある段階なのか、確定的なのかお伝えしていきますね(^^)

今回は尿検査糖尿病わかるのかどうかを見ていきましょう!

 

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■尿糖が出れば糖尿病?


尿検査で尿糖が出れば、糖尿病と診断されてしまうのでしょうか?その答えは・・・

尿糖の検出=糖尿病ではない

尿糖が出ても、糖尿病がどうかを断定できるわけではありません!

あくまで尿糖は糖尿病を見つける検査項目のうちの1つ。尿糖が陽性だからといって、尿検査だけで糖尿病と診断されるわけではないのです。

 
尿糖は血液中のブドウ糖が溢れて、尿中に漏れ出たもの。血糖値が一定の値を超えた時に尿糖が出るのです。

個人差はありますが、一般的に血糖値が160~180mg/dl程度を超えたときに尿糖が出るようになります。尿糖が出始める数値のラインを閾値と呼びます。

健康な人の場合は、腎臓の機能によって尿中に糖が排出されないようになっています。しかし、血糖値が高い高血糖の場合には、腎臓で処理しきれず尿中に排出されてしまうのです。

尿糖検査で陽性である場合には、高血糖であることが疑われるということ。

 
糖尿病かどうかをはっきりと知るためには、どうすればよいのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

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■糖尿病であるかどうかを知るには?


糖尿病かどうかを知るためには、どうすればよいのでしょうか?それは・・・

血液検査を受けること

糖尿病であるかを確定するには、血液検査を受ける必要があります。尿糖は糖尿病の診断基準ではないのです!

糖尿病の診断基準は、あくまで血液検査での値が基準値に達しているかどうかということ。

血液検査を行って、空腹時血糖値が126mg/dl以上かつHbA1cが6.5%以上あれば、その時点で糖尿病と診断されます。
 
 
実際のところ、尿検査で尿糖が陰性であれば、自分は糖尿病ではないと早とちりしてしまう方が意外と多いんです!

尿糖が出ていなくても、糖尿病の可能性があることを頭に入れておきましょう。少しでも心配な人は、血液検査の結果もきちんと確認することをオススメします(^^)

 
血糖値が糖尿病の診断基準として用いられるなら、「尿糖検査って意味があるの?」と思ってしまいますよね。

ですが、尿糖検査には重要な役割があるのです。次の章で詳しく見ていきましょう!

 

■尿糖検査の意味って?


尿糖検査にはどんな意味合いがあるのでしょうか?主な目的が・・・

糖尿病発見のためのスクリーニング検査

スクリーニング検査はふるい分け検査とも呼ばれます。糖尿病の疑いがある人を早く発見するための検査です。

健康な人であれば、通常尿糖が陽性になることはありません。尿糖が陽性ということは、血液中のブドウ糖が尿に漏れ出ている状態だということ。

尿糖が出る病気の代表格が糖尿病。そのため、尿糖検査は糖尿病発見の重大な鍵と言えるのです!

 
厚生労働省の結果を見ると、糖尿病が強く疑われる人は1,000万人を超えるとも言われています。早期発見のためには、尿糖検査が非常に重要です。

既に糖尿病になっているのに、気付かず放置している人が結構多いのが現状。

そのため、尿糖検査によってスクリーニングを行うことは、非常に大きな意義があるのです。

 
糖尿病は糖を代謝する機能がうまく働かず、血液中の糖が慢性的に多くなってしまう病気。自然に治癒することは無いので、放置しておくことは非常に危険です。

糖尿病が進行すると、糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害といった三代合併症などを引き起こす要因となります。

そのため、早期発見が非常に大事ということ。

非常に怖いのは、糖尿病と気付かずに悪い生活習慣をそのまま続けて、症状が進行してしまうことです。

 
尿糖検査の意味を知って、検査結果を上手に活用することが大切。糖尿病かもしれないという場合には、早期発見をして一早い治療につなげていきましょうね!

 

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■まとめ

尿検査で糖尿病がわかるのかどうかを振り返っておきましょう。

<尿検査で糖尿病がわかるかの答えがコレ!>
尿糖だけで糖尿病かどうかはわからない

 
尿糖は血液中のブドウ糖が溢れて腎臓で処理をし切れず、尿に漏れ出たものです。血糖値が一定の値を超えた時に、尿糖が出ます。

食事などの影響で瞬間的に血糖値が高くなっただけかもしれないし、慢性的に高いのかまではわかりません。

そのため、糖尿病かどうかを判定するためには、血液検査が必須。尿糖はあくまで糖尿病かどうかを発見するための、スクリーニング検査ということです。

 
冒頭で紹介した40歳台の私の知り合いは、血液検査の結果は糖尿病の基準に入ってはいませんでした。

ただ、糖尿病予備軍という段階で、このままの生活を続けていると本格的な糖尿病になってしまうと、医師から言われたのこと(^^;) 今では生活習慣にかなり気を遣っています!

尿糖検査の意味を理解し、糖尿病の早期発見に役立てていきましょうね!

尿糖と血糖値の関係については、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ 尿糖と血糖値の関係とは!?糖尿病に関わる2つの検査項目!

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