「糖尿病による下痢って、どう対処していけばいいの??」

病院の糖尿病患者さんで下痢に悩まされている方がいます(;_;) 「根本的な原因が糖尿病である可能性が高いです。」と医師から言われたとのこと。

一見関係がなさそうな糖尿病と下痢。しかし、糖尿病の合併症である神経障害によって、下痢が起こる可能性があるのです。

そんな場合にはどう対処していけばよいのでしょうか?気になるのが・・・

糖尿病による下痢を対処法

急にトイレに行きたくなったりして、日常生活に支障が出るので、何とかしていきたいもの。

短期的と長期的な対処法それぞれについてお伝えしていきますね(^^)

今回は糖尿病による下痢対処法について見ていきましょう!

 

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■下痢の短期的な対処法とは?

下痢を短期的に対処するには、どんな方法があるのでしょうか?それは・・・

下痢止めを使用すること

下痢止めによって応急処置的に症状を緩和することができます。

ただし、ドラッグストアなどで手軽に購入出来る市販薬の使いすぎには要注意。病院へ行かずに市販薬を使い続けていると、症状が悪化するリスクがあるので、注意しましょう!

 
可能な限り医師の診察を受けた上で、薬の処方を受けることを推奨します。このタイプの薬を処方薬と呼びます。

処方薬の場合で出されることが多いのがタンナルビンという薬。腸管の運動を抑えることによって、下痢を改善させる効果があります。

タンナルビンは、副作用が比較的少なく、古くから下痢止めとして使われている薬です。

ただし、牛乳アレルギーの方は使えないといった注意事項がありますので、医師や薬剤師の指示に従うようにしましょう。

 
下痢止めの使用は、あくまで症状を和らげるための処置。根本的な解決方法ではないことを留意しておく必要があります。

根本的な対処のためには、どうしていけばよいのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

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■下痢の長期的な対処法とは?


下痢を長期的に対処するには、どんな方法があるのでしょうか?それは・・・

自律神経障害を改善すること

糖尿病による下痢の根本的な原因は、自律神経の障害。

糖尿病と診断されて10年程経過した患者さんの47%に神経障害が認められたとのデータもあるほど多くの方が影響を受けている症状なんです!

 
自律神経とは、呼吸・消化・体温の調整など体の機能をコントロールするために働く神経です。自分の意思とは関係なく働くので、実感が湧くことはありませんが・・。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、相互に対照的な働きをしています。

例えば、交感神経が優位に働くと胃腸の働きが抑制され、副交感神経が優位に働くと胃腸の働きが活発にするといった具合です。

自律神経が障害されると、このバランスが崩れます。

 
糖尿病によって自律神経が影響を受けることで、胃腸の活動バランスが崩れる可能性があるのです。つまり、下痢という症状となって現れるということ。

そのため、根本的な原因である自律神経障害を改善していくことが、下痢症状の改善につながるのです!

 
糖尿病によって自律神経が障害されることを糖尿病性神経障害と呼びます。

糖尿病による下痢は、糖尿病性神経障害が原因です。改善のためには、血糖値をしっかりコントロールし、糖尿病を根本から治療していくことが大切。

また、場合によっては、下痢と正反対の便秘の症状が出る場合もあります。原因は同じなので、糖尿病を根本から治療していく必要があるのです。
 

血糖値をコントロールせずに下痢の状態を放置しておくと、どうなっていくのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

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■放置するとどうなるの?


糖尿病性神経障害による下痢を放置すると、どうなっていくのでしょうか?それは・・・

他の症状が悪化する可能性

神経障害が進行するにつれて、感覚が鈍くなる可能性が高くなります。ケガや火傷などの痛みに気付きにくくなるのです。

特に目に触れにくいの病変に要注意。靴擦れや足の裏にケガをした状態でも、痛みの感覚がないため、発見が遅れてしまいます。

最悪の場合、足の切断に至る可能性があるため、非常に危険なのです。

 
下痢の症状が出ているということは、神経障害が起きている状態。放置しておいて、よいことはありません!

神経障害は自然に治らないため、少しでも体の異変を感じたら医師に相談し、糖尿病の治療をきちんと行うことが大切です。

 

■まとめ

糖尿病による下痢を対処について振り返っておきましょう。

<糖尿病による下痢の対処法はコレ!>
【短期的な場合】

下痢止めを使用する

【長期的な場合】
自律神経障害を改善する

 
応急処置として、その場その場での下痢を止めるのが短期的な場合です。あくまで症状を和らげるための処置であるため、根本的な解決方法とはなりません。

糖尿病による下痢の根本的な原因が自律神経障害

そのため、根本的な解決のためには、自律神経障害を改善していく必要があります。血糖値を適正な値にコントロールして、糖尿病の治療を行っていくことが大切。

冒頭で紹介した患者さんは、現在糖尿病の治療に励んでいます。血糖値が安定してきており、下痢の症状もだいぶ落ち着いているとのこと(^^)

必ずしも下痢の原因が糖尿病とは限りません。

ただし、糖尿病によるものである場合には、根本的な原因をしっかりと改善させていきましょう!

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