「インスリン注射と経口薬を併用すると、どんなメリットがあるの??」

糖尿病の患者さんがこんなことを話しているのを聞きました。

注射をして薬を飲んでだと、どうしても忘れる可能性があることに加えて、手間がかかるとのこと(^_^;)

糖尿病治療でインスリンを注射すること自体に抵抗を感じているのに、経口薬も服用するなんて・・。あなたもそう考えていませんか?

実は大きなメリットがあるのです!そこで気になるのが・・・
インスリンと経口薬を併用するメリット

両方を併用するのに、血糖値の変動が大きく関係しています!どういったことなのかをお伝えしていきますね(^^)

今回はインスリン経口薬併用するメリットについて見ていきましょう!

 

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■インスリン注射と経口薬の併用が効果的?


インスリン注射と経口薬の併用が効果的なのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・

血糖値を1日中下げるのに有効だから

糖尿病の治療のために、インスリン注射を行うことや経口薬を使用しますよね。ただし、単独だとその効果は長く続きません。

薬の効果が切れると、その間はどうしても血糖値が高くなってしまいます。つまり、体に悪影響を及ぼしているということ。

インスリンと経口薬の併用は、1日単位での血糖値を下げるのに有効なのです!

 
インスリン注射は、1日3回もしくは4回行う場合が多いです。しかし、最近は1日1回のインスリン注射で済む治療法が広まっています。

それが、経口薬にプラスして1日1回のインスリン注射を行うBOT療法(Basal Supported Oral Therapy)というもの。

このBOT療法は、血糖値が下がる効果が長く続くというのが大きな特徴です。

併用の方法としては、インスリン注射を朝1回行って、それぞれの食事の前に経口薬を服用するというのが一般的。

 
インスリン注射というと、糖尿病治療の最終手段というイメージを持っている方って結構多いんですね(^^;)

実はそうではありません!逆に膵臓の負担軽減につながるんです。

どういったことなのかを次の章で見ていきましょう!

 

■インスリン注射で膵臓の負担が減る!?


経口薬はまだよくても注射となると、どうしても抵抗が・・。敬遠されがちなインスリン注射ですが、非常によい効果があるのです!

どんな効果があるのでしょうか?それは・・・

膵臓を一時的に休ませることができる

インスリンは膵臓から作られるホルモンです。このインスリンを注射で外部から補う方法をインスリン治療と呼びます。

インスリンを補うことによって、疲弊した膵臓を一時的に休ませることができるのです。膵臓の機能が回復すれば、注射を止めることも十分可能。

 
治療をせずに高血糖の状態が続くと、膵臓がインスリン分泌を極端に促すことで、膵臓が疲弊していきます。その結果、徐々にインスリンを分泌できなくなっていき、やがては血糖値が下がらなくなります。

そこで、外から補うことによって、膵臓を休ませてインスリン分泌を復活させるのが大きなメリットということ。

さらに、経口薬と組み合わせるBOT療法を行うことによって、よりよい血糖値のコントロールができるんですよ!

 
そもそも糖尿病の治療が遅れると、大変なことになるリスクが高くなります。

どういうことなのかを次の章で見ていきましょう!

 

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■治療が遅れると合併症に影響!?


糖尿病治療の遅れは、体にどんな影響を及ぼすのでしょうか?それは・・・

合併症の発症や進行の原因になる

“血糖値が高い状態”が長く続くと体にダメージが蓄積し、網膜症・腎症・神経障害を引き起こすリスクが高くなります。

これらは三大合併症と呼ばれていますが、実はこれだけではありません。内臓や血液など様々な部分に悪影響が及ぶのです。

 
合併症を防ぐためには、糖尿病の早期の段階で効果的な治療を進めることが大切。

早期にインスリンと経口薬を併用することで、膵臓本来の力を早い段階で回復させることができます。インスリン注射は数か月で終了し、経口薬のみで済むようになったという例も少なくありません。

インスリンと経口薬の併用を根気よく続けていけば、血糖値のみならず合併症のリスクも減らしていけるのです!

 

■まとめ

インスリンと経口薬を併用するメリットについて振り返っておきましょう。

<インスリンと経口薬を併用するメリットはコレ!>
血糖値を1日中下げるのに有効

 
薬の効果が切れると、血糖値が上がってしまいます。血糖値が高い状態というのは、体にダメージを与えます。

インスリン注射もしくは経口薬のみだと、1日中の血糖値を下げた状態にするのは、どうしても困難。そこでインスリン注射と経口薬の併用が有効なのです!

それは、1日1回のインスリン注射にプラスして、経口薬も服用するBOT療法という治療法です。

血糖値を下げる効果の他に、膵臓の負担も軽減できるという大きなメリットがある方法。

冒頭で紹介した患者さんは、医師からBOT療法の説明を受け、今では納得して治療を受けています。血糖値が高い状態が極端に減ったと喜んでいました(^^)

インスリンと経口薬を併用して、血糖値をコントロールしていきましょう!

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