「若年性糖尿病になると、どんな初期症状が出るの??」

若年性糖尿病とは、生活習慣に関わらず発症する糖尿病のこと。若年性という言葉の通り、子供に発症します。

病院に若年性糖尿病の患者さんがいます。今はインスリン注射によって治療していますが、治療前はこれからお伝えする症状が出て大変だったとのこと(;_;)

生活習慣が原因である糖尿病は自覚症状が乏しく、進行してから健康診断などで発見されることが多いのです。しかし、若年性の糖尿病は、初期症状が現れやすいのが特徴。

若年性糖尿病の代表的な初期症状が以下の3つです。それは・・・

  • トイレの回数が多くなる
  • 異常に喉が渇く
  • 体重が異常に減る

子供は自分の症状を的確に言葉で表現できない場合が多いです(^^;) そのため、お母さん・お父さんが若年性糖尿病で現れる症状を知っておくことが大切。

今回は若年性糖尿病初期症状について見ていきましょう!

 

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■初期症状①:トイレの回数が多くなる


若年性糖尿病によってトイレの回数が多くなるのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・

体内の余分な糖を排出するため

尿として糖を体外に排出するため、尿量が多くなるのです!そのメカニズムについて、お伝えしていきますね。

 
血中の糖は血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用によって消費され、血糖値が下がります。しかし、若年性糖尿病はインスリンの機能や分泌量に問題がある状態。

血中の糖を消費し切れず、血液内に留まってしまいます。この余分な糖をなんとかしなければなりません。

余分な糖を尿の水分と共に排出しようとする作用が働くことによって、尿量が増加するのです。

 
子供のトイレの回数に、十分目を配っていきましょうね!

特に小児の場合は、おねしょおもらしをしてしまうこともあります。急におねしょ・おもらしが続くようになった場合は要注意。

 
2つ目の初期症状は異常に喉が渇くことです。

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

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■初期症状②:喉が異常に渇く


若年性糖尿病によって異常に喉が渇くのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・

血糖の濃度を薄めるため

血糖の濃度を薄めようとして、身体が水分を欲するようになるのです。血糖の濃度が高いのは、血糖値が高いということ。

水の中に砂糖を多く溶かすと、濃度が高くなりますよね(^_^;) この状態と同じことが血液中で起こるのです。

 
血糖の濃度が高いと、身体はなんとか濃度を薄めようとします。そうすると、細胞内の水分が奪われて血液中に水分を送るのです。

ここで、1つ目のトイレの回数が増える症状と深いつながりが!

余分な糖を水分と併せて尿として排出するため、どんどん脱水状態になっていきます。そうすると、喉を渇いたというサインを出して、水分が欲しくなるのです。

頻尿⇒喉の異常な渇き⇒水分摂取⇒頻尿・・・というプロセスが生じてしまいます。

 
子供の水分の摂取量が異常に多くないかどうかをチェックしましょう!激しい運動をしたり、塩分の多い食事をしたわけではないのに、異常な喉の渇きがある場合には要注意。

トイレの回数も多いという症状も重なれば、若年性糖尿病の疑いが強くなります。

 
3つ目の初期症状は体重が異常に減ることです。

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

■初期症状③:体重が異常に減る


若年性糖尿病によって体重が異常に減るのは、どうしてなのでしょうか?それは・・・

糖質をエネルギーとして利用できなくなるから

どのような原因で体重が減少していくのかをお伝えしていきますね!

 
人間は食事から糖質(炭水化物)を摂取します。炭水化物を体内でブドウ糖に変換し、生命活動のエネルギー源として使用しています。

しかし、若年性糖尿病はインスリンの機能や分泌量に問題がある状態のため、血中のブドウ糖を上手く利用できません。ブドウ糖が利用できないと、体内のエネルギー源が不足することに(;_;)

そうすると、代替エネルギーとして体内に蓄えている脂肪筋肉を燃焼させて、エネルギーを確保するのです。

つまり、体を動かすため・脳の働きを活性化させるために蓄えられた脂肪や筋肉が減少していくということ。そのため、体重が異常に減少していくのです。

 
また、脂肪や筋肉がエネルギー消費に利用されるようになると、体は日に日に疲労していくことが症状の特徴。お子さんの体重が急激に減って、やつれていないかをチェックしましょう!

食事の量を減らしたり、激しい運動習慣ができたなどの変化がないのに、急激な体重減少があった場合は要注意。

若年性糖尿病の可能性を頭に入れておきましょうね!

 

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■まとめ

若年性糖尿病の初期症状について振り返っておきましょう。

<若年性糖尿病の初期症状はコレ!>
① トイレの回数が多くなる
② 異常に喉が渇く
③ 体重が異常に減る

 
若年性糖尿病は中年の方が発症する糖尿病とは異なり、初期症状が現れやすいのが特徴。

若年性糖尿病によって尿として水分が出ていくため、喉が渇きます。そして、摂取した水分はまた尿として出ていくわけです。

頻尿⇒喉の異常な渇き⇒水分摂取⇒頻尿・・・という負のループができてしまうことに(;_;)

また、食事量や運動量を変えていないのに、体重が減っていく可能性も高くなります。

冒頭で紹介した若年性糖尿病の患者さんは、これら3つの症状が全部出たようです。検査の結果によって若年性糖尿病であることが判明し、治療に結び付けることができました(^^)

若年性糖尿病は放置すると生命に関わるリスクがありますので、この3つの症状をしっかりと把握しておきましょうね!

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