“血糖値が高い状態が続くと、意識障害が発生し、場合によっては死に至ることも!?”

私は先日、糖尿病に関するパンフレットで上記の文言を目にしました。

そこで思ったのが、高血糖って非常に怖いなと(;_;)

糖尿病で血糖値が上がりすぎると、身体に良くないのは有名な話。ですが、意識障害という段階まではイメージがしにくいですよね。

意識障害の可能性が出てくるのは、どのくらいの高血糖なのでしょうか?

そこで気になるのが・・・
意識障害が起こり得る血糖値

どの程度の血糖値だと危険なのかを知っておくことが大切。具体的な血糖値の目安についてお伝えしていきますね(^^)

今回は高血糖意識障害になる血糖値について見ていきましょう!

 

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■意識障害が起こり得る血糖値の目安とは?


意識障害が起こり得る血糖値は、どのくらいなのでしょうか?その数値の目安は・・・

500mg/dl以上

そもそも血糖値とは何の数値なのかを簡単におさらいしておきましょう!

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のこと。

人間は生命活動のエネルギー源としてブドウ糖を使用することによって、身体を動かすこと・内臓の消化活動・脳の活動を行うことができるのです。

 
食事によって取り込まれた炭水化物(糖質)がブドウ糖に分解されることで、血糖値が上がります。そして、ブドウ糖が全身の細胞に供給されていくことで、血糖値が徐々に下がっていきます。

一日の中で上昇下降を繰り返しているのです。

健康な人の血糖値は、空腹時で110mg/dl未満・食後で140mg/dl未満。つまり、500mg/dl以上というのは、非常に高い数値だということです。

意識障害が悪化すると、死に至る可能性もあるため、高血糖が続くというのは大変危険な状態!

 
どうして高血糖によって意識障害が起こるのでしょうか?

次の章で原因を見ていきましょう!

 

■高血糖による意識障害が起こる原因とは?


高血糖がどうして意識障害につながるのでしょうか?それは・・・

糖尿病性ケトアシドーシスの状態になるから

糖尿病は、体内の血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌機能に異常が起こっている状態。

インスリンには血中のブドウ糖をエネルギーに変換させる役割があります。しかし、糖尿病によってインスリンが正常に分泌されない場合、ブドウ糖をエネルギー源として利用できなくなります。

そうなると、ブドウ糖の代わりに脂肪や筋肉からエネルギーを生み出すのです。

そこで問題になるのが、脂肪の燃えカスとしてケトン体という物質がどんどん蓄積されていくこと。

このケトン体が過剰に蓄積すると、体内が酸性(アシドーシス)に傾いていきます。(※健康な状態は弱アルカリ性)

糖尿病によってケトン体が蓄積して血液が酸性に傾くのが、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる状態。

糖尿病性ケトアシドーシスの症状として、最初は吐き気・嘔吐・腹痛などが現れます。症状がひどくなると、意識障害に至るのです。

 
糖尿病性ケトアシドーシスを防ぐための対策はあるのでしょうか?

次の章で見ていきましょう!

 

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■糖尿病ケトアシドーシスを防ぐためには?


糖尿病ケトアシドーシスを防ぐためには、どうすればよいのでしょうか?それは・・・

インスリンが不足する状態を避けること

インスリンの不足によって、体内の血液が酸性に傾くことを前の章でお伝えしましたね。つまり、流れの源流を断ち切ることが大切!

 
糖尿病によってインスリン不足の状態にならないためには、具体的にどんなことを意識すべきしょうか?

注意点や気を付けるべきことを下記に取りまとめてみました!

  • 暴飲暴食をしないこと
  • 偏った食事をしないこと
  • 糖尿病の薬を勝手に止めないこと
  • 体調不良の際には自分で血糖値を測定すること

 
これらに気を付けることで、急激な血糖値の上昇を避けたり、上昇した血糖値をチェックできますので、高血糖→インスリンの不足の流れを防止することにつながります。

糖尿病性ケトアシドーシスによって意識障害に至らないよう、日常生活には十分気を付けていきましょうね!

 

■まとめ

高血糖で意識障害となる血糖値について振り返っておきましょう。

<高血糖で意識障害となる血糖値がコレ!>
500mg/dl以上が目安

 
500mg/dl以上というのは、滅多に見ることがないくらいの高い数値。

高血糖による意識障害の原因は、糖尿病性ケトアシドーシスという状態になることで起こります。そのメカニズムをまとめてみました!

<意識障害が起こるメカニズム>

インスリンが不足する
 ↓
ブドウ糖の代わりに筋肉や脂肪をエネルギー源として利用する
 ↓
脂肪の燃えカスとしてケトン体が体内に蓄積する
 ↓
体内が酸性(アシドーシス)になる
 ↓
糖尿病性ケトアシドーシスによる意識障害

 

高血糖の状態が続くと、糖尿病性ケトアシドーシスの状態になる可能性が高くなります。意識障害まで至ると、生命に関わることも(;_;)

意識障害に至ることがないよう、普段から血糖値を十分意識していきましょう!

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