「糖尿病がめまいとふらつきの原因になるの??」

病院の糖尿病患者さんが、めまいやふらつきの症状が多く出ていました(^^;) 気になったので、担当の先生に聞いてみたとのこと。

先生からは、「めまいとふらつきは糖尿病だと出やすい症状ですよ!」と言われたようです。

糖尿病がめまいとふらつきに関係があるのは、どうしてなのでしょうか?その原因は・・・

  • 血流の障害
  • 自律神経の障害

どういったことなのか気になりますね!血流と神経の原因それぞれについてお伝えしていきます(^^)

今回は糖尿病めまいふらつきが起こる原因について見ていきましょう!

 

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■原因①:血流の障害


1つ目の原因は血流の障害

糖尿病は高血糖状態が慢性的に続く状態なので、血液がベトベトして流れにくくなっています。つまり、血液がスムーズに循環していない状態ということ。

血流が悪くなると、めまい・ふらつきが起きるのはどうしてなのでしょうか?それは・・・

内耳への血流が障害されるから

めまい・ふらつきは身体のバランス感覚(平衡感覚)に異常が起きた時に感じる症状です。

身体の平衡感覚の情報を感知するのが内耳という部位。内耳の機能に障害が起きた時に、めまいやふらつきが起こるのです。

 
内耳とはどんな器官なのでしょうか?

内耳は耳の最も内側の部分にあります。下記の図をご覧くださいませ。


 
内耳は細かい血管がネットワーク状に形成されています。

糖尿病で高血糖の状態が続くと、ただでさえ細い内耳の血管の血流が悪くなります。そうすると、内耳に必要な栄養分や酸素が供給されにくくなることに。

やがては身体の平衡感覚が崩れ、めまいやふらつきを起こしやすくなる状態になるのです。

原因を解消するためには、血液がスムーズに流れるようにすることが大切。血糖値の高い状態が続かないよう、健康管理を行っていきましょう!

 
また、自律神経の障害によっても、めまいとふらつきが起こりやすくなります。

2つ目の原因について見ていきましょう!

 

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■原因②:自律神経の障害


2つ目の原因は自律神経の障害

自律神経とは、心拍・血圧・体温調整・発汗などの活動を調整する神経のこと。24時間無意識に働き続けています。

 
糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、自律神経に障害が起きる可能性が高まるのです。その理由は、体内でソルビトールと呼ばれる毒性の物質が大量に生み出されるから。

神経細胞内に蓄積されて、神経が侵されていくのです。

自律神経が障害されることによって、身体に悪い影響が出る可能性があります。そのうちの一部がめまい・ふらつきなのです!

 
自律神経障害によるめまいやふらつきは、放っておけばだんだん症状が良くなるということはありません。むしろ、血糖値が高い状態が続く限り症状が悪化していきます。

自律神経に障害が起きた場合には、薬物治療を行う方法がありますが、あくまで症状を抑えることが目的の対症療法のみ。つまり、根本的な解決には至らないということ。

そのため、糖尿病によってめまいやふらつきが起こる場合には、血糖値の改善をしっかりと行い、根本的な解決を目指していきましょう!

 

■まとめ

糖尿病でめまい・ふらつきが起こる原因について振り返っておきましょう。

<糖尿病によるめまいとふらつきの原因はコレ!>
① 血流の障害
② 自律神経の障害

 
糖尿病だと高血糖状態が続くため、血液がベトベトになって血流が障害されます。

身体のバランス感覚(平衡感覚)の情報を感知する器官である内耳の血流が悪くなっていくのです。その結果、身体の平衡感覚が保てなくなり、めまい・ふらつきの症状が出るということ。

また、高血糖状態が続くと、ソルビトールという毒性物質が産生され、自律神経が侵されていきます。その結果、自律神経が障害されて、めまい・ふらつきの症状がでるということ。

 
冒頭で紹介した糖尿病の患者さんは、めまいやふらつきを起こさないように、血糖値のコントロールを徹底するようになりました!

食事療法と運動療法をしっかりと行った結果、今ではめまいやふらつきの頻度がかなり減ったとのこと(^^)

『糖尿病→高血糖→めまい・ふらつき』という関係を頭に入れ、日々の血糖値コントロールを行っていきましょうね!

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