「血糖値とストレスには、関係性があるって本当??」

私の友人の医師にこんな質問をしたことがあります。そうすると、両者は関係があるとの答えがΣ(゚Д゚;)

ストレスを感じ続けていると、体に様々な影響を及ぼすきっかけとなりますが、血糖値も例外ではないとのこと!

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ストレスと血糖値には、どんな関係があるのでしょうか?そこで気になるのが、ストレスによる血糖値上昇のメカニズム

それは、主に以下の2つ。

  • 血糖値を上げるホルモンの影響
  • 食欲が加速する影響

それぞれのメカニズムについてお伝えしていきます。また、どのようにストレスを対処していけばよいのかについてもご紹介します(^^)

今回は血糖値ストレスの影響を受けるメカニズムについてお伝えしていきますね!

 

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■原因①:血糖値を上げるホルモンの影響

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ストレスを感じる状態が続くと、自分の身を守るためにホルモンが分泌されます。このホルモンの影響によって、血糖値が上昇してしまうのです!

ストレスによる血糖値上昇のメカニズムに触れる前に、ストレスの定義について簡単に頭に入れておきましょう。

【ストレスとは?】
ストレスとは、外部からの刺激によって心や体に緊張状態をもたらす要因のこと。

具体的には、下記のような要因です。

・家庭や職場の人間関係、金銭の問題といった社会的要因
・不安や苛立ちといった心理的要因
・疲れや空腹といった生理的要因
・気象条件といった物理的要因

 

なぜホルモンの分泌によって糖尿病が引き起こされるのか、そのメカニズムについてお伝えしていきますね!

心や体に何らかのストレスが加えられると、血糖値を上げるホルモンであるアドレナリンコルチゾールが分泌されます。

本来はストレスによる血糖値の上昇は一時的なもので、ストレスを感じなくなれば正常に戻ります。しかし、常に強いストレスを受けていると、血糖値が上がった状態が続いてしまうことに。

更に、血糖値を下げるホルモンであるインスリン分泌の抑制が起こります。そうすると、ブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込む働きが弱まり、更に血糖値が上がってしまうのです。

ストレスによって、血糖値を上げるホルモンの分泌が増加することと、インスリンの働きが抑制される影響が出ます。

これらの影響によって血糖値が上がってしまうのです!

 
次の章では、2つ目の要因である食欲が加速する影響について見ていきましょう。

 

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■原因②:食欲が加速する影響

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ストレスを感じるとなぜか無性に食欲が増すという経験はありませんか?ストレスによって食欲が加速する仕組みについて見ていきましょう!

食欲の加速に関係するのは、先程も出てきたコルチゾールというホルモン。血糖値が低い時やストレスを感じた時に分泌されます。

血液中のブドウ糖を増加させる働きのあるコルチゾールは、エネルギー源を確保するためには必要不可欠なのです。しかし、糖尿病の人にとっては、コルチゾールの分泌が増加するのは望ましいは言えません。

強いストレスを受け続けてコルチゾールの分泌が増加すると、食欲を抑える働きのあるセロトニンという神経伝達物質が減少するため、食欲が加速してしまうのです。

 
この状態になると、負の連鎖が起きる可能性があります。それは、体重の増加によるストレスも感じてしまうこと。

食欲の加速によって体重が増えると、過食をしてしまった自分に対する罪悪感から、体重の増加をストレスと感じてしまいます。体重の増加によるストレスで、さらにコルチゾールが分泌されて食欲が加速するという悪循環にはまってしまうのです。

 
食欲を止められず、食べ続けてしまうことで精神的に落ち込む日々が続くと、血糖値が上がってしまう可能性が高くなります。そうならないよう、ストレスに対して適切に対処を行う必要があります!

続いて、適切なストレスの対処法を見ていきましょう。

 

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■ストレスによる血糖値上昇を抑えるには?

ストレスの元になっている問題が容易に解決できない時に、自分の思い通りにならないと思いつめてしまいます。その状態で無理にストレスから逃げようと考えると、ますますストレスを抱え込んでしまい、血糖値の悪化につながることに(-_-;)

そうならないよう、自分の考え方や生活習慣を変えていくのが、現実的なストレスへの対処法と言えます!

ストレスを軽減する具体的な方法を4つご紹介していきますね。

① 休養やリラックスできる時間を持つ

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心身の疲れはストレスの原因になりますので、疲れを感じたら無理をせず休養を取りましょう。

また、自分の好きなことをしたり、気の合う友人と話をしたりしてリラックスできる時間を持ち、軽度のうちに自分でストレスを解消できる方法を見つけておくのも大切です。
 

② 適度な運動を習慣にする

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運動には、血糖値や血圧を下げるだけでなく、苛立ちや不安感を減らし、気分をよくする効果があります。

運動をすると、脳内のセロトニンやエンドルフィンという神経伝達物質の量が増えるため、幸福感が得られ、疲労感を軽減することができるのです。また、体力や免疫力が向上するため、ストレスへの耐性が増すことも期待できます。

運動の中でもウォーキングなどの有酸素運動が効果的。1日15~30分、週2~3回程度の軽い運動を楽しみながら行うのが、ストレスの軽減には効果的です。
 

③ 腹式呼吸を心がける

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普段の生活では無意識に呼吸をしていますが、イライラしていると浅く早い呼吸になる傾向があります。

浅く早い呼吸を続けていると、自律神経が乱れやすくなり、血管の収縮によって血行が悪くなるので、呼吸器・循環器・消化器など体の様々な箇所の不調を引き起こします。

そのため、日々健康に過ごすには呼吸に意識を向けることが重要です。ストレスを抑えるのに効果的なのが腹式呼吸という呼吸法です。腹式呼吸は、横隔膜を上下させてお腹を膨らませたり凹ませたりする呼吸です。

深くゆっくりとした呼吸を行うことができるため、心がリラックスしやすくなります。詳しいやり方については、下記の動画をご参照くださいませ。
 

 

④ 失敗をしても過剰に自分を責めない

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人は誰しも失敗をしてしまうものですが、失敗をした時に過剰に自分を責めてしまうと、ますますストレスを溜め込んでしまいます。

思い悩んでも失敗したことを消せるわけではありません。失敗したことは仕方ないけれど、次からは同じ失敗をしないようにしようと、上手に気持ちの切り替えを行うことが大切。

気持ちの切り替えのためには、自分の趣味や得意なことに打ち込むとよいでしょう!

 
ストレスが血糖値上昇の引き金になるだけでなく、血糖値上昇による不安がストレスを引き起こす要因にもなりかねません。

血糖値上昇とストレスの連鎖を断ち切るためにも、これら4つの方法を実践していきましょうね!

 

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■まとめ

血糖値とストレスの関係について振り返っておきましょう。

原因①:血糖値を上げるホルモンの影響

ストレスを受ける

ストレスから体を守る反応として、ホルモン(アドレナリンやコルチゾール)が分泌される

インスリンの働きや分泌が抑制される

血糖値が上がる

原因②:食欲が加速する影響

ストレスを感じるとコルチゾールが分泌される

食欲を抑える働きのあるセロトニン(神経伝達物質)が減少する

食欲が加速する

血糖値が上昇する+体重が増加

体重の増加がストレスになり、食欲がさらに加速する悪循環

 
ストレスが血糖値上昇を引き起こすメカニズムには、主に2つの要因があります。アドレナリンやコルチゾールといった血糖値を上げるホルモンが分泌される影響と、食欲が加速する影響。

食欲が加速するのは、血糖値を上げるホルモンの一つであるコルチゾールの分泌と関係があります。それに加えて、体重が増加してしまうと、過食をしてしまった自分に罪悪感を覚え、体重の増加をストレスと感じてしまうことに・・。

その結果、さらにコルチゾールが分泌されて、さらに食欲が増すという悪循環に陥りかねません。

 
現代社会はストレス社会と言われるほど、ストレスが溜まりやすいです。そこで、意識的に上手く息抜きをすることが、心身の健康を保つのに大切だと思います(^^)

そのためには、自分の考え方や生活習慣を変えていくようにしていきましょうね!

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