「糖尿病で足の切断に至ると、余命が短くなるの??」

糖尿病である私の母が恐れているのが、足の切断に至ってしまうこと。

足の切断によって、余命が短くなるというイメージを持っていて、不安を感じているよう(;_;)

糖尿病による合併症によって、足が腐敗する壊疽(えそ)を引き起こす可能性があります。重症になると足の切断に至るのです。

そこで気になるのが・・・
足切断による余命への影響

足の切断に至るという場合は、糖尿病の病状がかなり悪い状態(+_+) この状態が余命にどんな影響を及ぼすのかをお伝えしていきますね!

糖尿病足切断に至った場合の余命について見ていきましょう!

 

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■糖尿病で足を切断をした場合の余命とは?


糖尿病によって足の切断に至ると、余命にどんな影響を与えるのでしょうか?

アメリカの外科関連の有名な雑誌である「ARCH SURG」に掲載された論文があります。その内容を抜粋します。

糖尿病で足を切断した場合、5年で約60%が死亡する

こんな報告がされているのです!

透析患者だとさらに短くなります。5年で約80%が死亡するというのです。

ただし、足を切断した状態だからといって、必ず余命が短くなるというわけではありません。生活環境や体質が各々異なるので、5年より長かったり、短かったりします。

リスクが高くなることは間違いありませんが、あくまで統計的なものであると捉えていただければと思います。

 
糖尿病で足を切断すると余命が短いのは、どんな理由があるのでしょうか?

次の章で詳しく見ていきましょう!

 

■足の切断によって余命が短くなる理由とは?


糖尿病によって足を切断すると、どうして余命に影響が出てくるのでしょうか?

その原因は主に次の2つ。

  • 運動量が大幅に低下する
  • 感染症のリスクが高くなる

それぞれの原因について、お伝えしていきますね!

① 運動量が大幅に低下する

足を切断すると、歩行が困難になってしまいます。つまり、日々の運動量が格段に落ちてしまうということ。

運動には体内の糖を消費して、血糖値を下げる働きがあります。しかし、運動ができないと糖の消費量が低下し、血糖値が下がりにくくなるのです。

また、運動には体内の脂肪を燃焼する効果もあります。

運動ができないと、体内の脂肪がなかなか燃焼されません。そうすると、体内で血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが低下します。

 
このような理由で、運動ができなくなると高血糖状態が続くことになります。

さらなる糖尿病の悪化によって、余命の短縮につながるのです。

② 感染症のリスクが高くなる

足を切断すると、手術を行った創傷部分から細菌が入って増殖し、感染症を引き起こすリスクが高くなります。

手術による感染症の影響で死に至る可能性があるのです。

細菌は皮膚や空気中に常に存在しています。いくら衛生面に気を遣っても、細菌を0にすることは不可能。

そのため、足の手術自体にも感染症のリスクがあります。特に、切断面の大きい足の感染症のリスクは避けられません。

糖尿病だと免疫力が低下しているため、感染症によって死亡する確率が健常者と比べて高いのです。

糖尿病によって免疫力が低下する理由については、こちらの記事をご参照くださいませ。
⇒ 糖尿病だと免疫力が低下する!?主な理由がこの3つ!

 
できれば足を切断したくないですね(;_;)

ただし、足を切断しないで放置しておくと、生命に危機的な状態を引き起こす可能性があります。

足を切断しないとどうなってしまうのかを次の章で見ていきましょう!

 

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■足を切断しないとどうなるの?


足を切断せずに放置すると、どうなっていくのでしょうか?それは・・・

敗血症を引き起こす可能性

敗血症とは、血液中に入った細菌が全身に回り、炎症反応が現れる症状です。つまり、体の抵抗力が細菌に負けてしまう状態のこと。

足の切断が必要になるということは、壊疽が起こっている状態です。この状態を放置すると、壊疽を起こした足から細菌が体内に侵入してくるのです。

敗血症が重症化すると、循環器不全腎不全を引き起こし、命に関わる可能性もあります。

 
このような恐ろしい状態にならないようにするためには、日常的なフットケアが大切!具体的には・・・

  • 足の傷がないかどうかの定期的なチェック
  • 常に足を清潔に保つ

この2点をしっかりと行い、足の切断に至るのを防いでいきましょうね!

 

■まとめ

糖尿病で足を切断した際の余命に与える影響を振り返っておきましょう。

<糖尿病で足を切断した際の余命はコレ!>
アメリカの有名雑誌の論文によると・・・

5年で約60%が死亡

 
糖尿病によって足を切断するという段階までいくと、余命に大きく影響が出ます。当然個人差があるので、当然5年よりも長い人もいれば、短い人もいます。

足の切断によって余命が短くなる主な理由は、主に2つ。

運動量の大幅な低下による血糖値の上昇と、手術での感染症による死亡リスクの上昇です。

私の母は、足の切断に至らないように日々のフットケアをしっかりと行っています。また、日々の食生活にも注意を払い、糖尿病の状態を悪化させないようにしています!

糖尿病によって足の切断に至らないよう、日々の健康管理をしっかりと行っていきましょうね!

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