「糖尿病だと白内障手術に影響が出るの??」

糖尿病である私の母が初期の白内障であることが分かりました(;_;)

まだ手術を受ける必要はないそうで、しばらくは点眼薬を使用して経過を観察することになりました。主治医の先生の話だと、「糖尿病患者が白内障の手術をすると、一般の方よりもリスクが高いよ!」とのこと。

今後のことを考え、糖尿病の場合に白内障手術をするリスクについて調べてみました!

糖尿病になると、体の様々な部位に影響を与えてしまいます。その一つが目。

白内障で手術が必要な場合に、リスクが高くなってしまうのです。どんなリスクかというと・・・

  • 感染症を起こすリスク
  • 糖尿病性網膜症の出現や進行のリスク
  • 後発白内障のリスク

この3つのリスクが上がってしまうのです!それぞれについて、詳しくお伝えしていきますね(^^)

今回は糖尿病での白内障手術リスクについて見ていきましょう!

 

スポンサードリンク


■リスク①:感染症を起こすリスク


1つ目のリスクは、傷口から細菌が入って、感染症(術後眼内炎)を引き起こす可能性が高くなるということ。

白内障手術は、局所麻酔を行ってから眼球を少しだけ切開し、濁った水晶体を取り除きます。そのままではレンズが無くなってしまうため、人口の水晶体を挿入します。

幅数ミリとはいえ切開をしますので、傷口から細菌が入って感染症(術後眼内炎)を引き起こす可能性は、手術を受けた患者全員に存在します。

 
ただし、糖尿病の場合には、一般の人と比べて感染症を引き起こしやすくなります。それはどうしてなのでしょうか?

その理由は、血糖値が高いことによって細菌感染への抵抗力が落ちるから。

体内の血液中には、外部から侵入してきた細菌を退治してくれる白血球と呼ばれる強い味方が存在しています。万が一傷口から細菌が入ってきても、白血球が機能していれば通常は問題ありません。

白血球は警察のような役割を果たしてくれます。細菌が体内に侵入すると、その箇所にすぐに駆けつけるのです。

しかし、血糖値が高い状態だと、白血球の働きが低下します。

パトカーの速度が上がらず、現場に到着するのが遅くなるというようなイメージ。その間に問題が大きくなってしまうのです(+_+)

このように、糖尿病だと白内障手術によって、感染症を引き起こすリスクが高くなります。

 
糖尿病性網膜症の出現や進行のリスクも上がってしまいます。

2つ目のリスクについて、次の章で見ていきましょう!

 

スポンサードリンク


■リスク②:糖尿病性網膜症の出現や進行のリスク


2つ目のリスクは、白内障手術後に糖尿病性網膜症の出現や進行のリスクが高くなること。

糖尿病性網膜症というのは、高血糖状態が続くことによって、目の中の細い血管が障害される症状です。

糖尿病だと白内障の手術後に、糖尿病性網膜症が発症したり、進行するリスクが高くなります。

 
失明の原因の中で一番多いのがこの糖尿病性網膜症!なんと、毎年約3,000人がこの病気で視力を失っているのです。

糖尿病性網膜症が進行してしまうと、眼内の血管が破裂する眼内出血や物を見るのに重要な役割を果たす網膜がはがれる網膜剥離を引き起こします。最終的には、失明に至る可能性もある怖い症状(+_+)

 
糖尿病だと、白内障の手術後に後発白内障のリスクも上がります。

それでは最後に、3つ目のリスクについて見ていきましょう!

 

■リスク③:後発白内障のリスク


3つ目のリスクは、白内障手術後に後発白内障が起こりやすいこと。

後発白内障とは、白内障手術の合併症の一つ。白内障の手術を行った後に、視界不良・視力の低下が見られるようになる病気です。

水晶体のレンズに再度曇りが生じることで発症するため、白内障とほぼ同じ症状が出ます。

ここで覚えておきたい事項があります!それは、糖尿病性網膜症があって白内障手術をした場合に、後発白内障のリスクがさらにあがってしまうということ。

 
もしも後発白内障が現れた際には、レーザー治療を施すことが一般的。ヤグレーザーという安全性・有効性が高いレーザーによって治療を行います。

しかし、白内障手術後早期に後発白内障のレーザー手術を受けた場合には、網膜剥離などの視力低下に直結する症状を引き起こす可能性があります。

そのため、後発白内障の術後には、定期的な眼底検査を行うことが重要なのです!

 

スポンサードリンク


■まとめ

糖尿病での白内障手術のリスクについて振り返っておきましょう。

<糖尿病での白内障手術のリスクがコレ!>
リスク①:感染症を起こすリスク
⇒ 高血糖だと白血球の働きが低下。その結果、手術後の傷口から侵入してくる細菌に感染しやすくなる。

リスク②:糖尿病性網膜症の出現や進行のリスク
⇒ 糖尿病性網膜症は目の中の細い血管が障害される症状。白内障手術によって、糖尿病性網膜症が進行して眼内出血・網膜剥離・失明につながるリスクが高くなる。

リスク③:後発白内障のリスク
⇒ 後発白内障は、水晶体のレンズに再度曇りが発生する症状。もう一度手術を行う可能性が高くなる。

 
糖尿病は様々な合併症を引き起こしやすい病気。白内障の手術というだけでも、こんなに沢山のリスクが存在するんですよ!

糖尿病である私の母も、いずれ手術が必要になる日が訪れるかもしれません(;_;) 今のうちに、リスクもあることをしっかり伝えておこうと思います!

リスクを少しでも下げるために、規則正しい生活をすることによって、血糖値をコントロールしていきましょう(^^) 失明という最悪の事態は絶対に回避したいですよね!

白内障と言われた時には、手術のメリットだけではなくリスクのこともしっかりと頭に入れておきましょう!

(Visited 638 times, 3 visits today)