「糖尿病による体重減少は、どのくらいだと危険なの!?」

私は糖尿病と言うと、太り気味の人が多い印象がありませんか?私もそんな印象を持っていました(^^;)

しかし、糖尿病が進行していくと、逆に体重が減少していくのです!

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糖尿病による体重減少は、食事制限や運動を特にしているわけでもないのに急激に痩せるという症状。その原因は、体に必要なエネルギーを上手く使えていないからです。

短期間で急激に体重が減るのは、体からの危険なサイン。そこで気になるのが・・・

糖尿病による体重減少の程度

コレを知っておきましょう!早い段階で治療をしていかないと大変なことにもなりかねません(;_;)

糖尿病による体重減少どのくらいなのかを見ていきましょう。

 

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■どのくらい体重減少があると危険?

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体重は、食事の内容・摂取した水分の量・尿や便の排泄量によって日々変動しています。そのため、ある程度の期間毎に見ていくことが大切です。

過度のダイエット・激しい運動や仕事・精神的ストレスなど特別な理由がないのに、体重減少がある場合は要注意

 
糖尿病による体重減少の危険な目安は・・・
半年で体重が5%以上減少した場合

糖尿病の悪化が原因で、体重が減少している可能性があります!しっかり食べても痩せる、運動を全くしていないのに痩せるといった自覚症状も、糖尿病が原因かもしれません。

体重の減少が半年で10%以上の時は、糖尿病に加えて身体に何らかの異変が起きている可能性が高いです。その原因を突き止め、すぐに治療を始める必要があります。

さらに、体重の減少が半年で20%以上の時は、栄養失調を起こしてエネルギー・脂肪・タンパク質が大幅に不足しています。非常に危険な状態なので、早急に治療を開始することが必要不可欠!

 
糖尿病によって体重減少が起きるのはどうしてなのか気になりますね。どうしても太るというイメージがあるので(^_^;)

次の章で糖尿病による体重減少の原因について見ていきましょう!

 

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■糖尿病による体重減少の原因とは?

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糖尿病になると最初は体重が増加しますが、症状が悪化していくと、逆に体重が減少するという経過をたどる場合が多いです。

最初は増加していた体重がなぜ減少に転じるのでしょうか?それは、

筋肉や脂肪をエネルギー源として使用する

こんな理由があるのです!どういったメカニズムなのかを見ていきましょう。

 
血糖値が高い状態が続くと、膵臓が疲弊してインスリンを作り出す細胞の働きが低下します。インスリンの分泌の減少や働きの低下によって、ブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込めなくなるため、細胞はエネルギー不足になります。

ブドウ糖をエネルギー源として利用できないため、ブドウ糖の代わりに、筋肉脂肪をエネルギーとして利用するようになります。そうすると、体内の筋肉と脂肪が減るので、食事をしっかり摂っても体重が減少してしまうのです。

 
体重減少を引き起こさないためには、どういったことに気を付ければ良いのでしょうか?

最後に、体重減少を防ぐポイントについて見ていきましょう。

 

■糖尿病による体重減少の対策は?

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糖尿病の状態が続くと、膵臓が疲弊してインスリンの分泌が低下したり、働きが悪くなったりします。そうならないように、できるだけ膵臓に負担をかけないようにすることが大切。

特に、日々の食生活に気を配ることが重要です。

血糖値を上げる元となる炭水化物の多い食品や、カロリーの高い油の摂り過ぎに注意することが大切です。

主食(主に炭水化物を含むご飯・麺類・パンなど)、主菜(タンパク質を多く含むおかず)、副菜(主に野菜料理)をバランス良く食卓に並べるようにしましょう。血糖値の安定のために、これらを1日3回に分けて摂りましょう。

お菓子や甘い飲み物は、糖質を多く摂ることになるので、極力避ける必要があります。

 
栄養バランスの取れた食事にするために、まずは、1日のカロリー摂取量の目安を知りましょう。そのカロリーの範囲内で、それぞれの食材に含まれる栄養を考慮して食材を選ぶようにしましょう。

1日のカロリー摂取量の目安は、体重や身体活動量によって異なります。身体活動量は体を動かす程度によって決まるエネルギー必要量で、体重1kgあたりに必要なエネルギー量を示します。

まずは、標準体重と身体活動量を算出してみましょう。
 

<標準体重の算出方法>
◎ 身長(m) × 身長(m) × 22

例えば身長160 cmの人だと、1.6(m) × 1.6(m) × 22 = 56.32 kgとなります。

<身体活動量の算出方法>
・ 軽労作(デスクワークが主な人、主婦): 25~30 kcal/kg
・ 中労作(外回りの多い営業職、立ち仕事の多い店員などの職業): 30~35 kcal/kg
・ 重労作(農業、漁業、建設作業員など力仕事の多い職業): 35~kcal/kg

 
最後に、標準体重と身体活動量を掛け合わせると、1日に必要なカロリー摂取量が出ます。

身長160 cmで座っていることが多い人であれば、
56.32 kg × 25~30 kcal/kg = 1408 ~ 1690 kcal

1408 ~ 1690 kcalが1日に必要なカロリー摂取量となります。

栄養のバランスが良く、適正なカロリーで構成されている食事を続けていれば、膵臓の負担を大幅に軽減できます!その結果、血糖値が改善され、糖尿病による体重減少の抑制につながるのです。

 

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■まとめ

糖尿病による体重減少はどのくらいなのかについて振り返っておきましょう。

<糖尿病による体重減少の程度がコレ!>
半年で体重が5%以上減少した場合

 
ダイエットやハードワークなどの理由がないのに、これ程の体重減少が起きた場合は要注意!病院で検査を受けて体重減少の原因を突き止め、適切な治療を開始するようにしましょう。

私の体重は58kgなのですが、5%というとおおよそ3kg。半年でこんなにも減少すると、見た目にも現れてしまいますね(+_+)

糖尿病によって体重が減少する原因は、体内の筋肉や脂肪が減少するためです。ブドウ糖をエネルギー源として細胞に取り込めなくなることで、ブドウ糖の代わりに筋肉や脂肪をエネルギー源として利用するようになるのです。

糖尿病による体重の減少を防ぐには、バランスの良い食生活で膵臓への負担を軽減するのが大切です!

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