「血糖値測定は食後何時間経ってから行うのがいいの??」

私の母は、血糖値が高くなってきた際に、結構このことを気にしていました(^_^;)

食後どのくらい時間が経過したかによって、値が変わってきますからね。

糖尿病の状態をチェックする方法として、最もポピュラーなのが血糖値測定

血糖値とは、文字通り「血液中にブドウ糖がどのくらいの量含まれているか」を示す数値です。血糖値は一日の内で、上昇・下降を繰り返しており、特に食事の影響を大きく受けます!

つまり、食事を考慮したタイミングをしっかりと把握しておかないと、いけないということ!そこで気になるのが・・・

血糖値測定のタイミング

糖尿病の診断基準や血糖状態の確認として用いられる空腹時血糖値食後2時間血糖値。この2つのポイントについてお伝えしていきますね(^^)

今回は血糖値測定食後何時間がいいのかについて、見ていきましょう!

 

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■空腹時血糖値は食後何時間のこと?


健康診断などでもよく耳にする空腹時血糖値。前回の食事から時間が空いているので、血糖値測定に好都合なタイミングです!

空腹時血糖値とは、具体的にどのタイミングのことを指すのでしょうか?それは・・・

食後10時間以上

 
人間は生命活動を維持するために必要なエネルギー源として、食事や飲み物から摂った糖質からブドウ糖を生成します。ブドウ糖は血液を通じて体内に供給されて、活動のエネルギー源となるのです。

食事を通して血糖値が一時的に上昇しますが、時間が経過すると、通常血糖値は食事をする前の値まで戻ります。

空腹時血糖値は、食後10時間以上食べ物を摂っていない状態。そのため、血糖値が低い状態であることが一般的です。

 
しかし、糖尿病患者・もしくは糖尿病予備軍の方は、空腹時にも血糖値が高い状態が続くのです!

空腹時血糖値によって、下記の3タイプに分類されます。

<空腹時血糖値の基準>
・正常値:60~109mg/dl
・糖尿病予備軍:110~125mg/dl
・糖尿病:126mg/dl以上

 
食後10時間以上間が空いているのにも関わらず、110㎎/dl以上の血糖値結果が出ている場合は要注意(^^;) 普段からの血糖値が高いということです!

 
実は、空腹時血糖値が正常値範囲内であったとしても、まだ安心はできません。食後の血糖値のみが高いパターンもあるのです(^_^;)

次の章でこのことについて、詳しく見ていきましょう!

 

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■食後2時間の血糖値の基準は?


食後2時間の血糖値の基準は、どのくらいなのでしょうか?それは・・・

正常血糖値が140mg/dl未満

食事をすると、上昇した血糖値を下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。そのため、食後2時間ほど経過すれば、通常は血糖値が正常範囲内に戻ります。

しかし、糖尿病や糖尿病予備軍だと、食後2時間経過しても血糖値が高い状態が続いてしまうのです。この状態を食後高血糖と呼びます!

食後高血糖の状態かどうかを判断する基準値は、以下の3パターンです。

<食後2時間血糖値の基準>
正常値: 140mg/dl未満
糖尿病予備軍:140~199mg/dl
糖尿病:200mg/dl以上

 
空腹後と食後2時間の血糖値によって、糖尿病かそうでないかの診断基準となります。

空腹時血糖値・食後2時間血糖値の両方が正常値に入っている場合には、正常型と判定されます。

しかし、空腹時血糖値・食後2時間血糖値の両方が基準値よりも高い場合は、糖尿病と診断される可能性がかなり高い状態!

 
また、空腹時血糖値は正常値範囲内なのに、食後2時間血糖値のみが基準値以上となるケースがあります。それがどういうことなのか気になりますね(^^)

次の章でその理由を見ていきましょう!

 

■食後2時間のみが高い場合とは?


食後2時間血糖値のみが高い要因は、下記の2つの可能性があります。それは・・・

  • インスリン分泌量が低下してきている
  • インスリン作用が低下してきている

通常、食事を摂って血糖値が上昇すると、インスリンによって血糖値が下がります。

しかし、インスリン分泌量の低下やインスリン作用の低下が起こると、食後2時間が経過しても血糖値の下がり幅が小さくなります。このまま放置すると、やがては空腹時血糖値も高くなります。

食後2時間血糖値が高いのは、糖尿病予備軍もしくは初期の糖尿病という段階。つまり、本格的な糖尿病につながる可能性が高い状態ということ。

 
どうしてこういった状態になってしまうのでしょうか?

それは、大半の原因が不規則な生活習慣によるものです!不規則な生活習慣の例をいくつかご紹介しますね。

<不規則な生活習慣の代表例>

・糖質の摂り過ぎ
糖質を多く含む食べ物や甘いお菓子やジュースなどの摂り過ぎが血糖値の上昇につながります。

・飲酒
ビールや日本酒に含まれる糖質や高カロリーのおつまみの影響と、飲み過ぎによる肝機能の低下が血糖値の上昇につながります。

・喫煙
喫煙はインスリンの働きを低下させます。喫煙者は非喫煙者の1.4倍糖尿病となりやすいという報告もあるほどです。

・運動不足
運動によってエネルギーを消費するため、血糖値が下がります。運動不足の状態だと血液中のブドウ糖を消費しきれず、血糖値が高い状態になってしまいます。

こういった不規則な生活習慣によって、膵臓にダメージが蓄積されていきます。

この状態が続くと、インスリン分泌量の低下やインスリン作用の低下が起こり、血糖値が高くなってしまうのです。

空腹時血糖値と食後2時間血糖値を意識して、自分の体の状態を把握していきましょうね!

 

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■まとめ

血糖値測定は食後何時間がいいのかについて振り返っておきましょう。

<血糖値測定を行うべきタイミングがコレ!>
◎ 空腹時(食後10時間以上)
◎ 食後2時間後

 
この2つのポイントが用いられるのは、糖尿病の診断・血糖状態の確認を行うのに最適だから。

空腹時は食事の影響を受けない状態、食後2時間は血糖値が食事を摂る前あたりまで戻る状態です。両方とも高い場合には、糖尿病の可能性が強く疑われます。

血糖値が高くなるのは、不規則な生活習慣が続くことが原因。そのため、規則正しい生活習慣を心掛けていくことが大切です!

私の母は空腹時血糖値を定期的に測定しています。血糖値測定をするのは、日々同じくらいの時間帯でやると、体の状態がわかりやすいと言っていました(^^)

血糖値測定の際には、ぜひ空腹時血糖値と食後2時間血糖値を意識してみましょうね!

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