「どうしてインスリンの感受性が低下するの??」

先日糖尿病に関する勉強会にて、インスリン感受性に関する内容がありました。そこで学んだのが、インスリン感受性の低下が糖尿病と関係すること!

「どういうことなんだろう・・・」という疑問が湧きました(・・?

インスリンは膵臓から分泌される物質であり、血液中の糖をエネルギーへ変える役割があります。糖が使われるので、血糖値が下がります。

インスリンに対しての感受性が低下するというのは、インスリンに対する反応や感度が落ちること。つまり、血糖値が上がってしまうということ。そこで気になるのが・・・

インスリン感受性が低下する原因

その原因には体型が大きく関係しているのです!

今回はインスリン感受性低下する原因について見ていきましょう。

 

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■インスリン感受性が低下する主な原因は?


インスリン感受性が低下するのは、どうしてなのでしょうか?その主な原因は・・・

肥満

肥満によって、体の各細胞のインスリン感受性が鈍感になるのです!

糖を上手くエネルギーに変換できなくなるため、高血糖状態になってしまいます。

 
インスリンは、血液中の糖をエネルギー源として細胞の中に送り込む働きをしています。しかし、肥満だとエネルギーに変換しきれず、余った分のエネルギーは脂肪として体内に蓄積されてしまいます。

そこで厄介なことが(;_;) 肥満によってインスリンの感受性が低下すると、下記のような悪循環に陥ってしまうのです。

肥満 ⇒ インスリン感受性の低下 ⇒ 脂肪の蓄積 ⇒ 肥満 ⇒・・・

このように、肥満とインスリン感受性の低下は互いに関連しあっているというわけです。

 
それでは、そもそもインスリン感受性が低下するとは、どういったことなのでしょうか?

「感受性が低下することの問題がいまいちよくわからない(>_<)」という方もいると思います。続いて、インスリン感受性の低下の意味について見ていきましょう。  

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■そもそもインスリン感受性の低下ってどういうこと?


インスリン感受性の低下とは、どんな意味を示すのでしょうか?それは・・・

インスリン受容体の働きが低下すること

インスリンを分泌しているだけでは、血糖値を抑えることができないのです。それは、インスリンだけでは糖を細胞に取り込むことができないから。

インスリンを受け取る側の協力も必要なのです!それが、細胞の外側の壁にあるインスリン受容体です。

例えるなら鍵と鍵穴の関係です。鍵があっても鍵穴と合致しないと、反応しないですよね(^^;)

このインスリン受容体がしっかりと働かないことによって、糖を細胞に取り込めず、エネルギーに上手く変換できなくなります。こうした状態をインスリン感受性の低下と言います。

 
例えばですが、通常100のインスリンが血糖値を100下げる作用があるとします。

インスリン感受性が低下することにより、100のインスリンが分泌されても、血糖値は50しか下がらなくなるのです。そうなると、血糖値を100下げるには、倍の200のインスリンを分泌しなければなりません。

その分、膵臓が余計に頑張らなければならないということ!このような状態が続くと、インスリンを分泌する膵臓は疲弊してしまい、分泌機能が低下していきます。

そうすると、感受性の低下に加えて、インスリンのさらに分泌が少なくなり、血糖値がどんどん上がってしまうという悪循環に陥るわけです。

インスリンが分泌されることも大切ですが、受け取る側である受容体の働きがしっかりとしていることも大事なのです!インスリンが十分にその作用を発揮できるようにすることも、頭に入れておきましょうね。

 

■まとめ

インスリン感受性が低下する原因について振り返っておきましょう。

<インスリン感受性が低下する原因はコレ!>
肥満

肥満によって、体の各細胞はインスリンの働きに鈍感になる
⇒ 糖を上手く利用できず、高血糖状態になる

 
肥満だとインスリンの感受性が低下するため、摂取した糖をエネルギーとして上手く変換できなくなります。そうすると、血液中の糖は残ったままになるため、血糖値が高い状態となるのです!

さらに、悪影響はそれだけではありません。余った分のエネルギーが脂肪として、体内に蓄積されてしまうのです。つまり、肥満によってインスリンの感受性が低下し、さらなる肥満を招くということ!

肥満は様々な病気を引き起こすだけではなく、インスリンの感受性も低下するということを勉強会で学びました!糖尿病は肥満の人が多いなぁという印象を持っていましたが、「こんなメカニズムも糖尿病に関係するんだ!」と発見でき、視野が広がりました(^^)

体重増加には十分注意をして、肥満にならないような生活習慣を心掛けていきましょうね!

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