「インスリンによって太るって聞くけど、それはどうして??」

ある患者さんが「インスリン注射をすると太るんですよね?」と医師に質問していました。医師からの回答は最後の章でお伝えします(^^)

インスリンは血糖値を下げるホルモンであるため、何となく痩せそうなイメージがありますよね(^^;)

インスリンに関わる糖尿病治療薬には、分泌や作用を高める“経口薬”と直接的に補う“インスリン注射”があります。インスリンは血糖値を下げる効果がある反面、体内に豊富にあると太る可能性があるのです。

そこで気になるのが・・・
インスリンによって太る理由

その理由には、脂肪の蓄積が大きく関係しています。インスリンと脂肪にどんな関係があるのかをお伝えしていきますね!

今回はインスリンによって太る理由について見ていきましょう。

 

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■インスリンによって太るのはなぜ?


糖尿病患者さんにとって、インスリンは治療に欠かせない物質ですよね。

インスリンはブドウ糖を体内に吸収する働きをして、血糖値を下げる働きがあります。しかしその反面、太る原因にもなるのです!

その理由は・・・
ブドウ糖を脂肪に変換する働きがあるから

インスリンは血液中のブドウ糖を全身に供給して、エネルギー源として利用するための手助けをしています。しかし、血液中の余ったブドウ糖を脂肪に変換する作用もあるのです!

そのため、血液中のブドウ糖が余ると、血糖値は下がっても脂肪として蓄積されてしまいます。つまり太るということ。

 
また、インスリンは血糖値を下げるために、余った糖分を脂肪に変えるため、脂肪の燃焼が抑えられてしまいます。そこで怖いのが、インスリンが多く存在するほど、加速度的に太ってしまう可能性があるということ。

インスリンが別名太るホルモンと呼ばれることもあるのは、こんな理由があるのです。

特に、治療のために経口薬の服用やインスリン注射を使用している場合には、体内のインスリン量が増えてしまうため要注意!

 
インスリンによって太りやすくなる理由を知ったところで、どうすれば防ぐことができるのか気になりますよね。

続いてインスリンによる体重増加を防ぐ方法について、お伝えしていきます!

 

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■インスリンによる体重増加を防ぐには?


肥満・体重増加を防ぐには、糖尿病の治療の基本を守ることが大切。具体的には・・・

食事療法・運動療法をしっかりと行うこと

 
食事療法は、カロリー計算や栄養バランスを考えた食事を摂ることで、インスリンの分泌量を適切にすることが目的です。余分な糖分の摂取を減らすことで、脂肪の蓄積を抑えることができます。

運動療法は、インスリンの作用効果を高める働きがあります。ブドウ糖が筋肉に取り込まれやすくなり、血糖値を下げることにつながります。

運動の種類は十分な呼吸を確保しながらできる有酸素運動が適しています。ウォーキング・ジョギング・水泳といった運動です。

 
食事療法と運動療法は、互いにエネルギーの摂取と消費の関係があります。両者をバランスを適切にすることにより、相乗効果を期待できます!

どちらかが欠けると、インスリンの分泌や作用に影響が出てしまうので、両方ともしっかりと行うようにしましょうね!

 

■まとめ

インスリンによって太る理由について振り返っておきましょう。

<インスリンで太る理由がコレ!>
インスリンがブドウ糖を脂肪に変換するから

 
インスリンはブドウ糖をエネルギー源として利用する手助けをして、血糖値を下げる役割があります。しかし、血液中の余ったブドウ糖を脂肪に変換する作用もあるのです。

そのため、薬によって糖尿病の治療を行っている場合には注意が必要!体内にインスリンが多く存在すればするほど、太ってしまうリスクが高くなってしまうのです。

冒頭で紹介した患者さんに対して、医師はこんな回答をしていました。「決められた食事療法・運動療法を守れば、太ることは心配しなくても大丈夫ですよ!」

やはり食事療法・運動療法って大事なんだ!」と私自身改めて感じることができました(^^)

食事療法・運動療法をしっかりと行い、インスリンによる体重増加を防いでいきましょうね!

食事療法と運動療法に関する内容については、こちらの記事もご参照くださいませ。
⇒ 糖尿病の食事療法のポイントとは?大事なポイントはこの3つ!
⇒ 糖尿病の運動療法の効果とは?この3つによって改善へ!

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